2024年・夏の甲子園大会が8月7日より開幕します。
現地で観戦してみたいけど、チケットが必要?
どうやって買うの?
実は甲子園のチケットの種類や取り方は複雑で、悩んでいる方も多いのです。
この記事では上のような疑問を持つ方のために、チケットの取り方について詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
2024年 夏の甲子園:日程まとめ
まずは大会日程について解説します。
(以下の公式サイトの情報をまとめていきます)
大会日程|第106回全国高等学校野球選手権大会 | 高校野球情報 | 阪神甲子園球場 (hanshin.co.jp)
8/7~8/9について:午前・夕方の部に分かれる
今大会では暑さ対策の一環で2部制が導入されます。真昼の一番暑い時間帯を避けることが目的です。
導入されるのは8/7~8/9の3日間。
この3日間の日程は以下の通りです。
大会第1日:8/7(水)
- 8:30開会式
- 10:00第1試合(1回戦)
- 16:00第2試合(1回戦)
- 18:30第3試合(1回戦)
大会第2日:8/8(木)
- 8:00第1試合(1回戦)
- 10:35第2試合(1回戦)
- 17:00第3試合(1回戦)
大会第3日:8/9(金)
- 8:00第1試合(1回戦)
- 10:35第2試合(1回戦)
- 17:00第3試合(1回戦)
10時台の試合までが午前の部、それ以降が夕方の部、ということになります。
ここはチケットの取り方にも影響するポイントなので押さえておきましょう。
8/10~8/23(決勝)の日程まとめ
8/10から最終日までは先ほどまでの2部制は導入されません。
詳細な日程を以下にまとめました。
大会第4日:8/10(土)
大会第5日:8/11(日)
- 8:00第1試合(1回戦)
- 10:35第2試合(1回戦)
- 13:10第3試合(1回戦)
- 15:45第4試合(1回戦)
大会第6日:8/12(月)
大会第7日:8/13(火)
大会第8日:8/14(水)
大会第9日:8/15(木)
- 8:00第1試合(2回戦)
- 10:35第2試合(2回戦)
- 13:10第3試合(2回戦)
- 15:45第4試合(2回戦)
大会第10日:8/16(金)
大会第11日:8/17(土)
- 8:00第1試合(3回戦)
- 10:35第2試合(3回戦)
- 13:10第3試合(3回戦)
- 15:45第4試合(3回戦)
8月18日(日)
- 休養日
大会第12日:8/19(月)
- 8:00第1試合(準々決勝)
- 10:35第2試合(準々決勝)
- 13:10第3試合(準々決勝)
- 15:45第4試合(準々決勝)
8月20日(火)
- 休養日
大会第13日:8/21(水)
- 8:00第1試合(準決勝)
- 10:35第2試合(準決勝)
8月22日(木)
- 休養日
大会第14日:8/23(金)
- 10:00 決勝
- 閉会式
基本的には上記の日程に沿って大会が進行しますが、前の試合が長引くことで次の試合の開始時刻が遅れるということはよくあるので注意が必要です。
また、天候によっても日程変更が生じる可能性があるため注意です。
甲子園のチケットの取り方まとめ
それではここからはチケットの取り方について解説していきます。
少々複雑ですが確実に観戦したい方はしっかりと押さえておきましょう。
前売り券販売の申し込みサイトについて
甲子園は非常に人気のため、今年も満席近くなることが予想されます。
確実に観戦したい方は前売り券を購入するのが良いでしょう。
チケットの販売サイトは以下の4つです。
他のサイトを利用したことがない方は甲チケが便利なようです。
甲チケ|高校野球のチケット購入は甲チケが便利! (hanshin.co.jp)
甲チケでは、会員登録なしで、スマホチケットで入場することが可能です。
ぜひ活用してみては。
前売り券の種類・料金・座席図
チケットには以下の種類があります。
- 中央指定席(下段・中段・上段)
- 1塁指定席(下段・中段・上段)
- 3塁指定席(下段・中段・上段)
- 1塁アルプス指定席
- 3塁アルプス指定席
- ライト外野指定席(下段・上段)
- レフト外野指定席(下段・上段)
座席図は以下の通りです。
入場券 | 第106回全国高等学校野球選手権大会 | 日本高等学校野球連盟 (jhbf.or.jp)
チケット料金は2部制実施時とその他で異なり、以下のような料金形態となります。
もうひとつ、大事なポイントですが、
入場券はひとり6枚まで購入することができます。
逆に言えば、それ以上の団体でチケットを取りたい場合は後述のアルプスデッキ席などを利用する必要があります。
発売スケジュールについて
発売スケジュールですが、8/2現在、8/17日(3回戦)までの販売は既に開始されています。
準々決勝以降については以下のスケジュールとなります。
注意点として、準々決勝以降はクレジットカード決済のみとなり、コンビニで発券することはできなくなります。
空席状況の確認方法
各日程・各サイトごとの空席情報については以下のサイトから確認することができます。
空席情報 | 高校野球情報 | 阪神甲子園球場 (hanshin.co.jp)
8/2時点では以下のような状況でした。
各チケットサイトによっても空席状況が異なるようなので、席にこだわりがある方は特に要チェックです。
2部制の日のチケットの注意点
2部制が導入される8/7~8/9はチケットも分けて販売されます。
つまり、その日の全試合の観戦を希望する場合は、「午前の部」と「夕方の部」の2枚の入場券が必要となります。
その他の注意点は以下の通りです。
- 「午前の部」終了後、全ての客が退場しなくてはならない。(「夕方の部」の入場券をもっていても、球場内に滞在することはできない。)
- 第1日の第1試合が13:30時点で、第2日、第3日の第2試合が14:30時点で終了していない場合は、原則として継続試合とする
- 2部制は8月7日~8月9日のみ。雨天中止などによる日程順延があっても、8月10日以降は2部制とはならない。
当日券について
前売り販売で残り席数に余裕がある場合のみ当日券の販売が行われます。
甲子園球場の当日券売り場で、現金決済のみで受け付けるとのことです。
当日券売り場の場所はおそらくですが阪神甲子園球場:9号門横入場券売場だと思われます。(例年の販売所であり、プロ野球当日券の販売所でもあります。)
当日券は、球場と家が近い方は狙ってみても良いかもしれませんが、そうでない方にはあまりおすすめはできません。
その他の特別席について
先ほど解説した席種以外にもいくつか特別席が存在するのでご紹介します。
1.ボックス席(企画席)
中央指定席エリアの最上段にあり3~4名で利用可能。
電動リクライニングシートを採用した球場内でも最上級のラグジュアリーシートです。
1・3塁ボックス席は1・3塁指定席の上段に位置し、4~5名で利用可能。
テーブルのある掘りごたつ形式の座席で靴を脱いでの観戦が可能です。
料金はこちら。
2.ペア席(企画席)
中央ペア席は中央指定席エリア最上段に10シートあり、1シートの定員は2人。
TV付きのカウンターテーブルで飲食しながら観戦できます。
3塁ペア席は3塁指定席エリア上段に6シートあり、1シートの定員は2人。
カウンター付きでクッション性の高い2人掛けシートです。
料金はこちら。
3.マス席(企画席)
1・3塁指定席上段に位置し、5~6名のファミリーやグループで利用できるシートです。
シート内の床は段差のない全面クッション仕様となっています。
料金はこちら。
4.3塁テラス席(企画席)
3塁指定席エリア最上段に位置するグループ観戦型シートです。
高級レザー仕様のベンチ型ソファや便利なテーブルの利用が可能。
料金がこちら。
5.アルプスボックス席(企画席)
1・3塁アルプス席中段のグループボックス席です。
ボックス内にはテーブルがあり、飲食しながらゆったりと観戦できます。ファミリーやグループ観戦に最適です。
料金はこちら。
6.アルプスデッキ席(企画席)
1・3塁アルプス席最上段に連なって2区画ずつあり、1区画は定員16人。連なった2区画の購入で計32人が一緒に観戦することができます。
料金はこちら。
7.レフトカウンター席・レフトボックス席(企画席)
レフト外野指定席の上段エリアに設置された4名定員(レフトカウンター)と6名定員(レフトボックス)のグループボックス席です。
バックスクリーン横上段の開放的な空間から見下ろす壮大なパノラマビューやクッション性の高いシートが魅力。
料金はこちら。
車いす席
前売り販売のみ、車いす席が用意されています。
公式サイトによると、「前売りは車いす利用ご本人分のみで、介助・付添の方の入場券は大会本部窓口にて観戦当日の販売となります。」とのこと。
車いす席の料金はこちら。
まとめ
甲子園のチケットの取り方についてまとめました。
毎年熱戦が繰り広げられ、様々なドラマが起こる夏の甲子園。
ぜひ一度現地に足を運んでみては。
それではまた。