2024年5月16日、東京都知事選への出馬を表明した広島県安芸高田市長の石丸 伸二さん。
実業家のひろゆきさんがXで石丸市長の出馬を応援する旨を投稿するなど、SNS上でも大きな話題となっています。
この記事ではそんな石丸市長の経歴や市長としての実績・有名になった理由をまとめました。
石丸伸二さんの経歴まとめ
エリート銀行員から市長へ
- 名前:石丸伸二(いしまるしんじ)
- 生年月日:1982年8月12日
- 年齢:41歳
- 出身地:広島県
- 趣味:トライアスロン
※2024年現在
主な経歴は以下の通りです。
- 2006年 京都大学経済学部卒業・三菱東京UFJ銀行入行
- 2014年 為替アナリストとしてニューヨーク駐在
- 2020年 三菱東京UFJ銀行退職・第4代安芸高田市長に就任
- 2024年 東京都知事選への出馬を表明
石丸さんは「裕福な家庭ではなかったので、大学は国公立しかないと考えていた」とのこと。
安定して稼げるように経済学を専攻し金融機関への就職を目指しました。
どんな市政をおこなった?実績まとめ
石丸市長は政策について次のように宣言しています。
「政治再建」「都市開発」「産業創出」の3つを政策の柱とし、市民の皆さまの「これから」を大切に、「世界で一番住みたいまち」を目指していきます。
市長室 | 安芸高田市 (akitakata.jp)
実際に市長としてはどのような実績をあげたのか、いくつか例を紹介します。
田んぼアート事業の中止
市長として最初の目立った実績がこちら。
2020年10月、元市長が2017年に始めた田んぼアート事業を、事業採算の見通しが立たないことなどを理由に中止しました。
田んぼアートとは、田んぼをキャンバスに見立てて、色の違う稲を植えることで巨大な絵や文字を作り出す芸術です。
元市長は観光振興策の柱として田んぼアートを推進してきました。
しかし、石丸市長が就任した2020年は新型コロナウイルスの真っただ中でした。
その影響で財源確保や観光需要の回復の見通しが立たないことを踏まえた判断だったのでしょう。
この政策だけでなく、石丸市長は無駄を削る政策が多いように感じられます。
他にも、
- 婚活事業の打ち切り
- 観光協会の解散
- 市花火大会の廃止
- 青少年海外派遣事業の廃止
などをおこなっています。
YouTube活用・ふるさと納税額の増加
石丸市長はYouTubeを積極的に活用してきました。
その結果、2024年1月18日、安芸高田市YouTube公式チャンネルの登録者数は20万人を突破しました。
これは自治体のYouTubeチャンネルとして全国最多だそうです。
YouTubeによって知名度が高まったことで、ふるさと納税寄付額が大幅に上昇しました。
2023年9月のふるさと納税寄付額はなんと約1億円を超えました。
これは一年前の10倍の数字でした。
広島・安芸高田市、9月度のふるさと納税寄付額が1億円突破 前年同月比10倍に | 日本ネット経済新聞|新聞×ウェブでEC&流通のデジタル化をリード (netkeizai.com)
使い道について石丸市長は「臨時の財源があれば教育分野への投資を増やせる」と語っています。
石丸市長はなぜ有名に?
一躍話題に!?「恥を知れ」発言
2022年6月、石丸市長が39歳の時の出来事です。
居眠り議員に対する、
「恥を知れ!恥を・・・という声が上がってもおかしくない」
という発言で大きな注目を集めました。
その時の動画がこちら。
こういう当たり前のことをハッキリ言ってくれる、そんな政治家を世間は求めているのかもしれませんね。
本人公認!?YouTubeの切り抜き動画
石丸市長は市議会での発言などの切り抜き動画でも有名です。
以下は有名な切り抜きチャンネルの動画です。
石丸さんは「知名度が高まるのは莫大なメリット」として、こういった動画を許容することを示しています。
また、X(元ツイッター)のフォロワー数も37万人を超えるなど、SNSによる知名度向上に力を入れていることがうかがえます。
若者の政治への関心を高める、という意味でも賞賛されるべき姿勢なのではないでしょうか。
まとめ
石丸伸二さんの経歴や有名になったきっかけをまとめました。
今後の都知事選の行方に注目ですね。
それではまた。