MLBへの移籍について度々話題になるロッテ・佐々木朗希投手。
この”メジャー移籍問題”は本人の気持ちや球団側の思惑に加え、制度や金銭面なども絡み、非常に複雑になってきています。
実際のところいつメジャーに行くの?
というのは誰しも気になるところ。メジャーで活躍する姿を見てみたいですよね。
しかし中には「メジャーはまだ早い」「通用しない」といった否定的な意見があるのも事実です。
この記事ではそんな佐々木投手の移籍はいつになるのか、巷でささやかれる説やネット上の声をまとめてみました。
『本人の希望』2024年オフ説
佐々木選手の強い「メジャー志向」
どうやら佐々木選手本人としては一刻も早くメジャーでプレーしたいと考えているようです。
そのため、今シーズンのオフにメジャーに移籍するのでは?という説が強力です。
佐々木選手のチームメイトであるポランコ選手は次のように語っています。
彼は毎日僕にメジャーリーグについて聞いてくるんだ。彼は冗談で『僕はこのチームに行くよ、あのチームに行くよ』って。彼は行く気満々なんだ
https://news.yahoo.co.jp/articles/615ffa8cb9e171e2be6733bc66e4c098574672d2
彼のメジャー志向の高さがうかがえますね。
佐々木選手本人がメジャーに行きたい、と言っているだけでなく、メジャーの球団もそれを望んでいるようです。
実際、佐々木選手が先発の日にはメジャーのスカウトや幹部が現地で観戦することも少なくありません。
佐々木選手に圧倒的な実力があるのは誰が見ても明らか。
メジャー関係者もその実力は認めているようです。
『ロッテの理想』2026年オフ説
制度・金銭面でのロッテのメリット
佐々木選手の現在の所属球団・千葉ロッテマリーンズも将来的にはメジャー挑戦を容認する姿勢を見せています。
しかし、一年でも長く球団にいてほしい、というのが正直なところでしょう。
そこで挙がっているのが2026年移籍説です。
ロッテにとって2026年移籍の大きなメリットは、ポスティングシステムの利用により多額の譲渡金を得られるというものです。
制度の詳細については割愛しますが、2024年のオフに移籍する場合と比べて、ロッテが得られる金額には50倍近い差が出ると予想されます。
※制度について詳しく知りたい方はこちら:佐々木朗希がMLBに挑戦するベストタイミングはいつ? 本人、千葉ロッテ、ファンの誰もが納得し、幸福になるためには――(THE DIGEST) – Yahoo!ニュース
ロッテはこれまで佐々木選手を非常に丁寧に、ある種「特別扱い」をして育成してきました。
膨大な時間とコストをかけた選手が簡単に移籍してしまったら納得行かない気持ちもあるでしょう。球団として多少の見返りを求めてしまう気持ちも理解できますよね。
移籍に反対意見も?世間の声まとめ
フィジカル面の不安
以下はヤフーコメントの引用です。(多少過激な表現が含まれます)
投球のポテンシャルは高くてもフィジカルが弱すぎ。メジャーではケガの恐れがある選手は安く買い叩かれるだろう。 また、メンタル面でも打たれたら表情に出てしまうようでは、相手にイケイケムードを作ってしまう。 今は先人の活躍のおかげで日本人株が上がっていて、金銭面でもチャンスだから今すぐって気持ちかもしれんが、フィジカル、メンタルを鍛え、1年間ローテーションから外れることなく全うして初めてポスティングを口にしてほしい。
少々過激なコメントですが、佐々木選手は今まで一度も規定投球回に達したことがないというのは事実です。
確かにメジャーの中4日ローテに耐えられるのか、という不安はありますよね。
ケガがちな印象もあり、体を作ってからメジャーに行くべきだ、という意見は元プロ野球選手などの有識者からも挙がっています。
ロッテへの恩返し
こちらもヤフコメから。
夢は後押しすると確約してくれているのだから今直訴するのは恩知らずだよ。
肉体や技術がまだ完成していない段階では時期尚早なのに加え、天塩に掛けた選手を簡単に供出できないロッテの事情も考慮すべきだろう。
ロッテへの恩返しをしてから行くべき、実績を残してから行くべき、という意見も多々見られます。
一連の報道で佐々木選手に対して「自分本位」であるとか、「恩知らず」というようなマイナスイメージを持った方が一定数いるようです。
佐々木選手には自分の夢をかなえてほしいですが、周りの気持ちについても少し目を向けてみるといいのかもしれませんね。
まとめ
佐々木選手のメジャー移籍に関する情報をまとめました。
正直なところ筆者は大谷選手とのプレー・対戦をみてみたい!という気持ちがあります。
どんな決断をするにせよ、佐々木選手の今後を応援していきたいですね。
それではまた。