話題のNetflixシリーズ「地面師たち」。
不動産詐欺を行う「地面師」の犯罪を描くドラマですが、主要人物であるハリソン山中のセリフが話題となっています。
詩的で、サイコパス的な恐ろしさもありながらもどこか笑えるような癖になる名言の数々。
芸人たちのものまねのネタにもなってますね。(笑)
この記事ではハリソンの名言をまとめ・解説していきます。
これさえ見れば、ものまねの元ネタも理解できるはず。ぜひ最後までご覧ください!
最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます
これは裏切った味方への復讐の直前に放ったセリフです。
このセリフは要するに、「蹴り殺してやる」という意味でした。
「フィジカル」は「肉体的な」、
「プリミティブ」は「原始的な」、
「フェティッシュ」は「過度に執着的な」という意味の英単語です。
”蹴り殺す”ということをこれほど大袈裟に、詩的に表現するセンスに脱帽です。
もっと大きなヤマを狙いませんか?死人がゴロゴロ出るようなヤマです。
詐欺グループ内で、次に狙う物件について話し合っているときのセリフです。
他のメンバーが”詐欺の実現しやすさ”について解説する中、このセリフを放つのです。
ハリソンは続けて言います。
「つまらないじゃないですか 誰でもやれるようなことをチマチマやっていても。」
「誰もが怖気づいて二の足を踏むような難攻不落のヤマを落としてこそ、どんな快楽も及ばない、エクスタシーとスリルが味わえる。」
ハリソンが大規模な詐欺を行う理由、本心が垣間見えた名シーンです。
アドリブで。
物語の最終盤、まさに詐欺を実行中、そんなタイミングで不測の事態が訪れます。
ハリソンは実行役の味方に”商談を早めるように”と指示を出します。
実行役は、「どうやって?」と聞き返しますが、
それに対しハリソンはゆっくりと、
「アドリブで」
と返すのです。
シリアスとギャグが混ざったような、不思議で印象的なシーンです。
おまけ:Youtuberの物まねネタにも!?
ちょうどここまでご紹介した3つのセリフを元ネタにしたYoutube動画があったのでご紹介します。
それがこちら。
やはり、みんなまねしたくなるような印象的なセリフということですね。(笑)
(有名芸人たちのモノマネはこちら。)
その他名言一覧まとめ
その他、有名ではありませんが作中で印象的だった名言を一覧にしてまとめました。
恐怖と笑える感じが混ざり合った、ハリソンの不思議な世界観をご堪能ください。
- これはただ殺しを楽しむんじゃないんですよ。殺してその肉を食う。死ではなくて命を感じるものなんですよ。
- ターゲットは大きければ大きいほど狙いやすい。
- 追い詰められた時の人間の表情は素晴らしいですね。
- およそ物の価値なんてものはその時々で変わるものです。
- 知恵が文明を創り出し、生物界の頂点に君臨させ、こんなひどい世界を作り上げた。その最たる愚行が土地を所有したがるということです。
- 人類の歴史は早い話、土地の奪い合いの歴史です。
- あなたの悪い口癖です。殺すぞ、殺してみろよ。それを聞くたびに、その想像力のなさに苦々しい気持ちになっていました。あなたは実際に人を殺したことがあるんですか?
- 目的まであと一歩と言う時に足を引っ張るのは、敵ではなく必ず味方です。
ハリソン以外のキャラの名言についてはこちら。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事ではハリソン山中の名言をまとめました。
Netflixシリーズの歴史に残る名作「地面師たち」。
実は地面師たちには元ネタとなった事件も存在するのです。
(詳しくはこちら)
まだ見ていない方は、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。
それではまた。