古着のデニムに興味があるけど、種類も多いしよくわからない。。
古着屋さんに行ってみたいけど緊張するな。。
古着に興味があるけど手を出しにくいと思っている方、多いのではないでしょうか。
そんな方のために、この記事ではリーバイスのおすすめの型番をご紹介していきます。
今回紹介する型番はすべて筆者が実際に所有しているものです。所有デニムの写真とともに型番ごとの特徴を解説します。
この記事さえ読めば古着好きとして最低限押さえておくべき型番は網羅することができます。
古着の世界を楽しむためにもぜひ最後までご覧ください!
そもそもデニムの「型番」って何?
そもそも型番って何?っていうところから解説します
型番とはその名の通りデニムの「型」を管理する「番号」のことです。型番は三桁の数字で管理されていて、デニムの腰の後ろの紙パッチに書かれています。
現在、リーバイスではなんと百種類以上の型番が存在しています。
そんなの多すぎて覚えられないよ、、って感じですよね。でもご安心ください。この記事で紹介する型番さえ覚えてしまえば、正直その他の型番まで覚える必要はありません。
むしろ一つでも型番を覚えてしまえば、デニムを選ぶのが楽しくて仕方なくなってくるはずです。
前置きはここまでにして、早速おすすめの型番を紹介していきたいと思います!
デニムの始祖!『501』
1853年アメリカ・サンフランシスコで創業された「リーバイス」。そんな歴史あるリーバイスの中でもまさに王道と言える型番が501です。
1890年、ロットナンバーとして「501」が、初めて商品に付けられた。
原点にして頂点。デニムの基本形と言っても過言ではありません。
シルエットもまさしく「スタンダード」な”ストレートフィット”タイプ。股上の長さなどもスタンダードで、あらゆる体系の人にフィットします。
そんなデニムを1890年に生み出していたなんて、やはりリーバイスは偉大ですね。
また、501にはの特徴として、「ボタンフライ」という構造が挙げられます。最近のデニムはジッパータイプが多いですが、501はフロントに取り付けられた複数のボタンで着脱する使用になっています。
ボタンフライは慣れないと戸惑うかもしれませんが、履いていればすぐに慣れるものです。そこまで心配する必要はないでしょう。
- リーバイスの最初の型
- ストレートフィット
- ボタンフライ
スタイリッシュに!『505』
次にご紹介するのが「505」です。501が「ワークウェア」として作成されたのに対し、505は1960年代後半にファッションアイテムとして作成されたモデルです。
こちらも501に並び、現代では定番中の定番と言える種類です。
シルエットとしては、501にテーパードを施したような形になっています。テーパードとは裾に向かってだんだんと細くなっていく形のことです。
このテーパードによってウエスト周りの余裕ができ、現代的でファッショナブルな印象になっています。股上も501より深めに設計されていて、よりリラックスした履き心地となっています。
また、505では501のボタンフライは廃止され、より簡単に開閉できるジップフライが採用されています。
- ファッションアイテムとして製作された
- テーパード
- ジップフライ
今時なワイドシルエット!『550』
550の最大の特徴はリラックス感のある腰回りとテーパードです。股下にゆとりを持たせることで今までのデニムにはなかった履き心地の良さを実現しています。
近年のトレンドである「オーバーサイズ」な着こなしにも持って来いの一着です。
余談ですが、550よりもテーパードを強めた「560」も人気のデニムです。余裕があればこちらも覚えておいて損はないでしょう。
- リラックスシルエット
- テーパードシルエット
- ジップフライ
一味違う!『517』
ここまで紹介したデニムとは一味違うのが517です。
なんとこちらのデニムは「フレアシルエット」になっています。
フレアシルエットとは、テーパードとは逆に、裾に行くにつれ太くなっていくシルエットのことを言います。「ブーツカット」なんて言ったりもしますね。
一昔前は裾のカタチがベル、鈴に似ていることから「ベルボトム」と呼ばれていたこともあります。
トレンドのオーバーサイズやテーパードシルエットとは真逆の形で、個性を出せること間違いなしです。そのシルエットによって美脚、脚長効果があるのもうれしいポイントです。
- フレアシルエット
- 個性的
- 美脚効果
番外編:マニア多し!『シルバータブ』
型番、ではありませんが、「SILVER TAB(シルバータブ)」というラインを最後にご紹介します。こちらは筆者イチオシしのデニムです。
シルバータブとは、1990年代に注目を浴びたリーバイスのコンテンポラリーラインのことです。当時のストリートカルチャーに合わせ、550以上にワイドで非常にゆったりとしたシルエットとなっています。
そんなカルチャーやシルエットが現代のファッションとも完璧にマッチしています。極端な話、シルバータブさえ履いてしまえばトップスに何を着てもかっこよくなるのではないかと思います。
近年価格も高騰してきているシルバータブ。ぜひこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。
- ワイドシルエット
- ストリート系
- 筆者イチオシ!
まとめ
リーバイスのおすすめ型番をご紹介しました。いかがでしたか?気になる型はありましたでしょうか。
この記事に書いてあるデニムならどれを選んでも間違いはありません。(詳しいデニムの選び方についてはこちらの記事で解説しています)
ここまで読んでくださった方はきっと最高の一本に出会うことができるはずです!
これからも一緒にデニム、古着の世界を楽しみましょう。
それでは。