話題のAI音楽生成サービス「Suno AI」最新バージョン「V3」がリリースされました。
筆者も早速試してみたところ、、
めちゃくちゃすごかったです。。。
ということで、この記事はV3の使用レポートです。
実際に作成した曲や使用したプロンプトも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
Suno AI V3の改良点
まずはV3でどんなところが改良されたのかについてお話します。
主な改良点は以下の通りです。
- オーディオ品質の改善
- 1クリップの長さが最長で2分までに
- 作曲の時間を短縮
- 表現力の向上
- インストゥルメンタル曲(ボーカルなし)指定が可能に
- カバーする言語を拡大
使ってみて感じたのは「1クリップの長さが最長で2分までに」「作曲の時間を短縮」の二つが非常に便利ということです。
いままでは一分程度の曲しか作れませんでしたが、二分になって曲の構成の広がりが増えたような感じです。
また、曲ができるのが明らかに早くなり、それに加えて曲の完成前に曲を聞けるようになっていました。
これによって待ち時間がかなり減りましたね。
もう一つ大きな変化として、インストゥルメンタル曲が作れるようになりました。
↓↓曲の作成画面にこんなボタンが。
今回はこの機能に着目して、インスト楽曲も作ってみました。
ここからは実際に作成した曲の紹介に移ります!
インスト楽曲を作成してみた
まずはインスト曲の作成。
V3では「カバーする言語を拡大」したということもあり、今回は「昔の日本風のBGM」を作ってみることにしました。
(カバーする言語の拡大と関係あるか怪しい気はしますが、、)
では早速!
作成した曲をお聞きください!!
どうでしょう!?
ちゃんと日本風のBGMが完成していますよね。
このレベルの曲が本当にたったの数十秒でできてしまうのです。曲のタイトルも作ってくれます。もはやおそろしいですよね。
この二曲を生成した際のプロンプトはそれぞれ以下の通りです。
Generate relaxing tunes in traditional Japanese musical styles. Create a song inspired by summer.
Create traditional Japanese music inspired by old Tokyo.
日本語でも試しましたが、やはりまだ英語の方が精度が高く感じたので英語のプロンプトにしています。
簡単に曲を量産できたので、2~30曲ほどをつなげた「作業用BGM」動画を作成してみました。
↓↓↓
ちなみにこのサムネイル画像もAIで作成したものです。
AIの可能性が急速に広がってきているな、と動画作成の作業を通して実感しました。。
AIを使った作業用動画作成のやりかたについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
↓↓
歌詞ありの楽曲を作成してみた
インストだけでなく、歌詞ありの曲も試してみました。
先ほどのインスト楽曲は「昔風の」曲を作ったので、今度は「現代的なシティポップ」の作成を目指しました。
作成した楽曲がこちらです!!
↓↓
いかがでしょうか!?
インスト楽曲と比べると若干の違和感はありますが、非常に完成度が高いと言えるのではないでしょうか。
プロンプトは以下の通りです。
日本のシティポップを作って。ヒットソングを作るつもりでお願いします。
歌詞ありの曲作成はインストのときよりも試行回数が少なくなってしまったことや、日本語のプロンプトを試したことから、まだまだ改善の余地はあるかなという感じです。
次回はもう少し時間をかけて歌詞付きの曲を作ってみようと思います。
まとめ
以上、Suno AI V3の使用レポートでした。
本当に簡単にクオリティの高い曲が作れるな、という感じでした。
プロンプト次第ではさらにレベルの高い曲を作れる可能性も秘めている気がしました。
皆さんも生成AIブームの波に乗ってみてはいかがでしょうか。
それではまた。