若干18歳でのグラミー賞受賞など、輝かしい経歴を持ち、世界の音楽シーンを牽引するビリーアイリッシュ。
アメリカでは知らない人はいない超有名アーティストですが、日本ではまだまだビリーについて詳しくない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事ではビリーアイリッシュの基本的なプロフィールから音楽性に至るまで、徹底解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
ビリーアイリッシュのプロフィール・経歴
プロフィール
- 名前(英語):Billie Eilish Pirate Baird O’Connell
- 名前(読み方):ビリー・アイリッシュ・パイレート・ベアード・オコンネル
- 生年月日:2001年12月18日
- 年齢:22歳
- 出身地:アメリカ ロサンゼルス
※2024年6月現在
ビリーアイリッシュはアメリカのシンガーソングライターです。
「ビリーアイリッシュ」という名前は本名です。
後ほど詳しく解説しますが、若干22歳ながらも数々の音楽賞を受賞している、現代を代表するミュージシャンの一人です。
公式YouTubeチャンネルの登録者数は5200万人、最も人気の動画は20億回再生されていて、その圧倒的な数字からも人気の高さがうかがえます。
兄:フィニアス・オコネル
ビリーアイリッシュを語るうえで、兄・フィニアスオコネルの存在は欠かせません。
彼らは二人で音楽活動を行なっています。
フィニアスはビリーのプロデュースを担当し、さらにはギターやピアノ、ベースなど様々な楽器の演奏も行なっています。
以下の動画でギターを弾いているのがフィニアスです。
このように大抵のライブパフォーマンスはフィニアスと一緒に行われています。
プライベートでの兄弟仲も良く、まさにベストパートナーというところでしょう。
主な経歴
ビリーの主な経歴を以下にまとめました。
- 2015年:13歳で楽曲「Ocean Eyes」を発表、注目を集める。
- 2017年:EP「Don’t Smile at Me」をリリース。また、シングル「Bellyache」をリリース。
- 2018年:シングル「lovely」でカリードとコラボ。
- 2019年:デビューアルバム「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」をリリース。
- 2020年:グラミー賞受賞(史上最年少)
- 2021年:アルバム「Happier Than Ever」をリリース。
- 2024年:アルバム「HIT ME HARD AND SOFT」をリリース。
彼女の実績はまだまだ書ききれないほど存在しますが、上に挙げただけでも超一流ミュージシャンとしての道を歩んでいることが伝わるのではないでしょうか。
ちなみに前述した20億再生の動画は、アメリカの人気ミュージシャン・カリードとコラボした「lovely」のMVです。
当時のビリーは16歳で、知名度もそこまで高くありませんでした。
そんな中でカリードとのコラボが実現し、大きく話題となりました。
動画をご覧いただければわかる通り、MVでのオーラやボーカルにおいてもカリードに負けない存在感を放っています。
ここから一気に注目されたのもうなずけますね。
2022年:日本でのライブも
2022年8月にはビリー初の単独来日公演が有明アリーナで行われました。
当時のサイトがこちら。
余談ですが、実は筆者もこのライブに参加しています。
当時購入したライブTシャツがこちら。
この公演のライブレポートを以下で見ることができます。
ビリー・アイリッシュの初日本単独公演をレポート! パワーと刹那が共存する、一夜のメッセージ。 (Sakurako Suzuki) | Vogue Japan
受賞歴
史上最年少でのグラミー賞
ビリーを知らない方にもその凄さが伝わるであろうエピソードがこちら。
ここまででも少し触れてきましたが、2020年、ビリーはグラミー賞の主要4部門受賞を果たしました。(参考)
主要4部門受賞とは、以下を指します。
- 年間最優秀楽曲賞
- 最優秀新人賞
- 年間最優秀アルバム賞
- 年間最優秀レコード賞
また、これらに加えて、”最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞”を獲得しています。
当時18歳のビリーの主要4部門独占は女性初、かつ史上最年少の快挙でした。
2024年最新:年間最優秀楽曲賞
2024年2月の第66回グラミー賞授賞式では、「What Was I Made For?」が年間最優秀楽曲と、最優秀映像作品楽曲を同時受賞しました。
「What Was I Made For?」のMVはこちら。
ビリーはこれで通算9部門目のグラミー賞受賞となりました。
音楽性
ビリーの音楽の特徴
ビリーの最大の特徴は「ささやくようなボーカル」といえるかもしれません。
また、ビリー自身がベースが好きなこともあり、ベースのサウンドを前面に押し出した、JPOPではあまり聞くことのないビート感も特徴的です。
代表曲『bad guy』
”ビリーの代表曲はこれ”といって差し支えないであろう楽曲が「bad guy」です。
この曲は2020年に”最優秀レコード賞”と“最優秀楽曲賞”のW受賞を果たした曲でもあります。
「ベースが中心となった独特なビート・グルーヴ感」「ビリーのウィスパーボイス」「サビにボーカルが入らない」など、他では味わえない”ビリーらしさ”を堪能できる一曲です。
熱唱も!?ライブパフォーマンスについて
「bad guy」のような独特のビート感の楽曲が多いビリーのライブはどんな雰囲気なのでしょうか。
まずはbad guyのライブ動画をご紹介。
ビリーの声が聞こえないくらい観客が盛り上がっています。(笑)
アメリカでのライブ映像を見ると、こういった雰囲気のライブが多いようです。
また、”ささやくような歌声”と言われるビリーですが、曲によってはいわゆる”熱唱“を見せることもあります。
たとえば以下のパフォーマンス。
全体的なサウンドも”ロック“で、ビリーもそれに呼応するかのように熱唱を見せます。
歌唱面でも様々な引き出しを持つビリーのライブは必見です。
2024年最新アルバム『HIT ME HARD AND SOFT』
2024年5月、ビリーの最新アルバム「HIT ME HARD AND SOFT」が発売されました。(参考)
日本人として注目したいのが、映画「千と千尋の神隠し」にインスピレーションを受けて作成されたという「CHIHIRO」です。
現時点でのビリーの最高到達点ともいえる最新アルバム、ぜひ聞いてみていただけたらと思います。
まとめ
ミュージシャン・ビリーアイリッシュについてまとめました。
ビリーはいま世界で大注目のミュージシャンです。
日本での注目度もこれからますます高まっていくでしょう。
それではまた。